第57回全沖縄珠算選手権大会 於:沖縄県
於:沖縄県
7月7日、糸満市観光文化交流拠点施設「シャボン玉石けんくくる糸満」において538名の選手たちが集い、第57回全沖縄珠算選手権大会が盛大に開催されました。
総合競技では、小学校3、4年生の部で石塚樹君(3年)と石塚楓哉君(4年)の兄弟による同点決勝が行われました。
会場はシーンと静まりかえり2人の熱戦を見守りました。
結果は弟の樹君が勝負を制し、優勝を勝ち取りました。
日頃から切磋琢磨し合えるライバルが近くにいることが強みになることは間違いないでしょう。
また、中学生の部においても満点4人による決勝となり、各選手のレベルの高さがうかがえました。
種目別競技のフラッシュ暗算、読上暗算では、優勝者や入賞者はある程度予想できますが、読上算は誰が優勝するのか予想が難しい。
沖縄県では読上算に取り組む教室や生徒が増えつつあり、また指導者の熱意で選手の成長が著しいので今後に期待したいです。
538名のうち、幼児を含む小学校2年生以下の部への出場者が62名。
3名1チームの団体を組む難しさもあり、これから低年齢児への指導力強化も課題の一つでしょう。
大会当日は七夕ということもあり、出場者たちは場内に用意された短冊にそれぞれ願いを書き込み、笹に飾る微笑ましい姿も見られました。
みんなの願いが叶いますように…。