珠算指導者講習会

於：三重県

演題：基礎からの両手計算指導法と心を掴む教室作り

11月10日、三重県珠算会館において、指導者講習会が開催されました。講師は関西珠算学院長、大屋雅世先生が務められました。

体験からの両手計算の指導方法や生徒はもちろん、保護者の心をも掴む褒める声かけなど、多岐にわたる講習内容となりました。

受講者の皆さんとそろばんを用いて両手計算を実践しながら指導法を分かりやすく説明され、会場の中は誰もが集中し、両手でそろばんを弾きながらも楽しい指導で笑顔と活気に満ちあふれていました。

また、計算中の鉛筆の持ち方や０．１秒でも無駄にしない運珠法、見えやすい数字の書き方など指導の概念を覆す発想でたくさんの学びと実りを得ることができました。

昨今、深刻な少子化が進んでいますが絶対にそろばんを根絶やしにしない、そのためにそろばんに興味をもち楽しく学んでもらえる方法を常に模索し続け、そろばんを後世に受け継ぐために、これからも成功例を伝え続けていきたいと、そろばんの明るい未来に向けて力強いお言葉とともに講習会が終了しました。