北海道6支部合同珠算指導者講習会
於:北海道ブロック
演題:保護者対応・クレーム対応の仕方等
11月7日、新型コロナウイルス感染症が落ち着きをみせ始め、久しぶりに会場に足を運んでの講習会が開催されました。
一部オンラインで参加された先生方もおられ、今後はこのような会場・オンライン併用の講習会スタイルになっていくのかもしれません。
今回の講師は、東京都支部常任委員の小林一人先生で第1講座から第5講座に分けて講演をいただきました。
先生の生い立ちから日本一になるまでのお話を伺いました。
選手時代は寝る間を惜しんで、徹夜で練習することもあったとのことです。
「一秒たりとも無駄にするな」という気持ちで練習をされていたそうです。
現在の教場では、小学生であれば1日1時間。
練習量の選択は本人にさせるというスタンスで行っているとのことでした。
先生の珠算教訓も伺い、心に残ったのは「そろばんは単なる道具ではなく、計算している人間を形成する道具である」という言葉です。
その後、クレーム対応や競技大会の問題、展望など、これからの珠算界のあるべき姿をお聞かせいただきました。
今後の検定・競技会のあり方を考えるきっかけになった講習会でした。