全日本珠算選手権支部記録大会
於:奈良県
全日本珠算選手権奈良県支部記録大会が8月8日、生駒市図書会館にて開催されました。
コロナ禍の影響で、昨年に続き中止となった全日本珠算選手権大会の代替となる記録大会です。
会場には小学生から社会人まで28名の選手が集まり、これまでの練習で培った力を競い合いました。
当日は、全国各地の会場をオンラインでつなぎ開会式がおこなわれました。
京都に集まることができなかった選手たちが、それぞれの会場でこの開会式を見守るということが、奈良県会場の選手たちも、全国の選手たちとの一体感が感じられたのではないでしょうか。
本部・支部としても、オンラインを活用した記録大会の実施により、コロナ禍における安心・安全な新しい大会の形を示すことができたのではないかと思います。
開会式のあと、いよいよ競技がスタート。選手たちが、総合競技、読上算、読上暗算、フラッシュ暗算競技に次々と挑みました。
本来であれば、国立京都国際会館の大舞台において全国の猛者たちに囲まれながら力を発揮するはずのところ、その夢が叶わなかったことには複雑な思いを抱く選手が多かったことでしょう。
記録大会終了のあいさつで発せられた工藤吉高競技部長の「来年は京都で!」の言葉に、参加した選手たちは、来年こそ大舞台で自らの全力を出し切るという新たな目標に向かって、今後の練習に取り組んでくれることと思います。
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