全日本珠算選手権支部記録大会
毎年行われてきた全日本珠算選手権大会が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年2月の理事会で開催中止が決定しました。
開催に対し「不安要素を持ったままでの開催はできない」と、2年連続で国立京都国際会館での開催中止が決定しましたが、「代わりとなる大会を」と委員会に託され、支部記録大会及びオンライン大会を開催することとなりました。
<兵庫県支部記録大会>
<宮城県支部記録大会>
<静岡県支部記録大会>
コロナ禍で支部のイベント中止が続き、「暗くなった雰囲気を一掃したい」「開催を待っている選手に向けて今できることはないか」などの思いからではありましたが、突然の支部記録大会開催発表に対し32支部からの申し込みを受けました。
開催支部には、全日本珠算選手権大会に使用予定でした個人総合競技の問題が配られ、各支部の最高得点者には賞状とトロフィーが用意されました。
合わせて、フラシュ暗算がリニューアルしたことにより、フラシュ暗算競技についても賞状と楯が用意され、各地域において開催されました。
当日は、オンライン接続した会場に理事長挨拶をはじめ、読上算・読上暗算及びフラッシュ暗算のエキシビションではありましたが問題の配信を行いました。
課題は多く残っていますが、各地域の大会スタイルは多少異なっていても、オンラインによって競技大会の意識を共有することができました。
来年こそは一堂に会する大会を開催できることを切に願います。