小学校現職教員珠算研修会
於:大阪府
大阪市教育委員会の要請で、今回18回目となる算数科「そろばん」学習・教職員研修会が10月14日、大阪市立平林小学校で開催されました。
コロナ禍の影響で昨年同様、一校限定で16名の先生に参加いただきました。
3年生・4年生の授業を見学いただいた後、そろばんの歴史・各部の名称・数の表し方・大きな数の歌・単位の換算・時間の計算・最大公約数・最小公倍数など、短い時間内に「そろばん」を実際に弾きながらたくさんの内容について指導しました。
参加された先生方から「頭の中で10になる数を考えながら玉を弾くとパニックになりました。
児童に指導する際は、この経験を生かし、理解の難しい児童のためにどのように指導したらよいかを改めて考えていこうと思いました」「そろばんには苦手意識がありましたが、仕組みが分かりました。
計算力だけでなく集中力・先を見通す力が身につけられるのではないかと思いました」「3・4年生を担任するときでないとそろばんに触れる機会がありません。
教え方もよく分からず悩みます。この研修会で教え方のポイントも分かりました」などの感想をいただきました。
研修時間が終了しても「この問題ができるまでやりたい」と熱心に練習されていた先生方の姿が印象的でした。
今後も現職の先生方にそろばんの効用を伝え、小学校算数科の授業において「そろばん」指導が続いていくことを願っています。