人生100年時代のそろばん学習
デイサービスでの取り組み
於:沖縄県
コロナ禍で行動範囲が狭まれた85歳の母に週1回そろばん指導を始めると思いのほかスムーズで楽しんで取り組んでいました。
それをきっかけに2021年10月から施設でそろばん教室をボランティアで始めました。
当初は30分程度で試みました。
現在は利用者の方々の意気込みと熱意で、週2回の70分授業になっています。
利用者のほとんどがそろばんを習うのは初めてです。
使うそろばんも問屋そろばん、15桁のプラ玉そろばん、幼児用そろばんとさまざま、運指も指導法も多種多様に対応しています。
最高齢99歳の祖慶トヨさんもそろばんは初めての体験で、当初は、トゥスイガヌースガデージー(年寄りが何でこんなことをするの大変)と渋っていたのに、今では授業が終わるまで手が止まりません。
本来の負けん気と集中力でわき目も振らずそろばんを弾きます。
トヨさんのがんばる姿は他の利用者さんの励みにもなっています。
パチパチ100歳、8級合格を合言葉に今日もムチカサンヤー(難しいね)と言いながらも割り算に取り組んでいます。