珠算指教育が支部の歴史を祝う
各地で創立記念式典挙行
各地で支部の節目の年を祝い式典が挙行された。厳粛な中にも会員同士和気あいあいとしたひとときを過ごした。
三重県支部創立70周年記念式典
三重県支部は創立70周年を迎え、記念式典と祝賀会が2月18日に開催されました。
当日は多数の来賓、会員が参列し盛大に執り行われました。
式典では国歌斉唱に続き物故会員の先生方に黙祷を捧げ、黒田支部長による式辞、工藤理事長よりご挨拶をいただきました。
来賓の衆議院議員 岡田克也氏、参議院議員 吉川ゆうみ氏、三重県副知事 服部浩氏、四日市副市長の舘英次氏よりお祝いの言葉をいただき、来賓紹介、祝電披露に続き名誉段位の贈呈、そして各種表彰が行われました。
その後、杵川日向雅選手によるフラッシュ暗算の模範演技の披露があり、全珠連歌を斉唱して式典は閉式されました。
記念講演として、宮城忍人理事の「そろばん王国 沖縄」のお話は、一同真剣に聞き入りました。
記念祝賀会では各地区の先生方によるアトラクション、記念講演でお話しいただいた宮城理事のマジックや、じゃんけん大会などで盛り上がり、長尾理事の万歳三唱でお開きとなりました。
大阪府支部創立70周年記念式典
令和5年11月3日、アートホテル大阪ベイタワーにおいて、大阪府支部創立70周年記念式典が開催されました。
開式のことばの後、山口大仁支部長の挨拶では、理事長をはじめ、ご来賓や参列いただいた先生方に感謝の意を表され、「検定試験受験者数減少という極めて厳しい現状を認識し、課題に挑戦することが重要であると痛感しており、支部に寄せられる期待を重く受け止め、地域社会の発展に貢献する支部を目指す」と話されました。
珠算界を取り巻く厳しい現状に立ち向かっていく強い決意を感じました。
次に、工藤壽和理事長は祝辞で、大阪府支部と集まられた皆様への激励と繁栄を願うと挨拶をされました。
続いて、来賓祝辞をいただき来賓紹介、各表彰が行われ、閉式のことばによって式典は無事終了となりました。
新型コロナウイルスによる閉塞感漂う状況からようやく抜け出し、新体制のもと新たなる船出を感じる式典でした。
広島県支部創立70周年記念式典
令和5年9月10日、サンピア・アキにて広島県支部創立70周年記念式典を開催しました。
来賓と会員100余名が参列のもと開式です。
全珠連歌を斉唱したのち、連盟に貢献していただいた17名の物故会員への黙祷をしました。
堀尾支部長の「数十年の長きにわたり支部を支えてこられた先生方、ご臨席いただいた皆様と共にこの日をお祝いできたことに感謝しうれしく思います。
広島県は“会員の強い絆で結ばれた素敵な支部”を大切にさらなる精神を重ねていく」との式辞がありました。
来賓の支部名誉顧問からは「地域における珠算教育発展の役割は大きい」との祝辞をいただきました。
工藤理事長は「全珠連の創立に広島県珠算界の協力、諸先輩方にご尽力いただいたことに感謝し、今後も貢献と支部の発展を願う」と述べられました。
引き続き5名の名誉顧問に名誉段位、14名の会員には永年会員表彰が授与されました。
また20年もの間、支部発展に貢献された岡田前支部長へ特別功労表彰と記念品を贈り、最後に代表者の謝辞があり閉式しました。
鹿児島県支部創立60周年記念式典
1月14日、ソラリア西鉄ホテル鹿児島にて鹿児島県支部創立60周年記念式典が開催されました。
来賓として宮城忍人本部理事と九州各県の支部長にご出席いただきました。
初めに物故者と元日に発生した石川県の能登半島地震の犠牲者の方へ黙祷を捧げました。
そして支部の60年の歴史を映像で振り返り、末吉郁雄本部理事・佐藤文生支部顧問・若木支部長からの挨拶がありました。
続いて来賓の宮城忍人本部理事と九州地方連合会委員長の新垣光彦沖縄県支部長よりご祝辞を頂戴しました。
宮城清次郎本部顧問からのすばらしい祝電も式典に花を添えていただきました。
祝賀会ではここ数年コロナ禍で宴席がなかったこともあり、久々に顔を合わせた方々と話が盛り上がり楽しい時間となりました。
最近ニュースなどで報じられているように、政治、企業、学校など社会の中で今まで通用してきたものが通用せずに問題となっています。
そろばんの世界でも時代の変化に合わせて生徒や保護者への対応など柔軟にしていかなければなりません。
先輩方が築き上げてこられたものや教えを活かしつつ、新しいことも積極的に取り入れて会員一丸となり協力して支部を盛り上げていこうと思います。